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東京証券取引所の金ETFの仕組みは?

大阪証券取引所の金ETFとの違いは?

東京証券取引所に金ETFが上場されたのは、2008年6月30日ですが、このとき上場された金ETFは「SPDR ゴールド・シェア」(証券コード1326)というものです。

ちなみに、この金ETFは、すでにニューヨーク市場やメキシコ市場、シンガポール市場では取引されているものです。

この東京証券取引所の金ETFは、前述した大阪証券取引所の金ETFとはその性質が異なります。

具体的に異なる点は、東京証券取引所の金ETFのほうは「金現物に裏打ちされている」ということです。

ただし、ロンドン地金市場の慣例や慣行では、伝統的に金(ゴールド)の預託者に対して書面による契約を交わしていませんので、厳密には裏付けの保証はないというのが実情です。

「SPDR ゴールド・シェア」の仕組みは?

東京証券取引所に金ETFを上場させるため、2008年3月4日、金融商品取引法等の一部を改正する法案を閣議決定しました。

金ETFについては、「上場投資信託(ETF)の多様化」があり、この信託法の改正案の内容には、商品現物と交換可能な投資信託の導入が盛り込まれています。

こうした経緯もあって、東京証券取引所の金ETFはNYSEアーカ取引所に上場されているものが上場されました。

とはいっても、受益権と金(ゴールド)の交換は、あくまでも米国での取り扱いとなり、しかも10口からの解約(交換)になりますので、もし金現物と交換しようと思ったら、およそ10億円程度が必要になります。

これでは、個人が金(ゴールド)と受益権を交換するのは非常に困難であることから、今後は日本においても、個人向けの本格的な金ETFが組成されることが期待されています。


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