金ETFは株式投資感覚で購入できるの?
ETFは「上場投資信託」と呼ばれていますが、これは、株式と同様に証券取引所に上場されており、株価変動に応じた値動きをする投資信託のことをいいます。また、証券会社を通じて株式と同じ注文方法で売買できる金融商品です。
金ETFは、2003年にイギリスとオーストラリアで登場した比較的新しい商品ですが、その内容は、投資家から集まる資金で金(ゴールド)の現物を購入し、その受益証券を上場するものです。
なので、その残高の増減は、そのまま保有する金現物の増減を伴います。ちなみに、金ETFは、日本では東京証券取引所に上場されています。
金ETFには期限はあるの?
ETFは売買期限のある先物取引とは異なりますので、取引に期限はありません。なので、長期投資のスタンスで3年とか5年、10年と保有するのもよいかもしれません。
なお、金ETFは証券会社の店頭でも購入できますが、ネット証券を利用すると売買手数料を抑えることができます。
金ETFのメリットは?
金ETFを多く購入しても、現物の金(ゴールド)と引き換えられるわけではありませんが、それは保管の手間がかからないということでもあります。
よって、金ETFは、コストを抑えて手軽にできる金現物投資といえそうです。ただし、現物を手にすることはできませんので注意したいところです。 |