上場している投資信託の特徴は?
上場している投資信託の特徴として、日経300株価指数やTOPIX(東証株価指数)、あるいは電気機器株価指数、銀行業株価指数といった特定の指標に連動することを目的として運用されるものが多いということがあります。
なお、通常の投資信託には、インデックスファンドという指数(インデックス)に連動することを目標とする投資信託がありますが、ETFとは上場していないという点で異なります。
ETFの種類は?
このところETFは増えつつありますが、2008年5月時点では、東京証券取引所で35銘柄、大阪証券取引所で6銘柄が上場されています。
また、金ETFについては、2007年夏日本で初めて大証に金価格に連動した金ETFが上場され、さらに2008年6月30日には東証に上場されています。
ちなみに、この金ETFも特定の指標に連動する投資信託の一種です。
大阪証券取引所と東京証券取引所の金ETFは?
2008年5月時点で大阪証券取引所に上場されている6銘柄のETFのうち、株価指数に連動する銘柄は5銘柄、金の価格に連動する金ETF(金価格連動型上場投資信託)は1銘柄となっています。
また、2008年6月30日に東京証券取引所に上場されたばかりの金ETFも1銘柄のみとなっています。
金ETFの対象指標は?
金ETFは、コモディティと表記されるように、株価以外で商品の価格と連動するもので、ロンドンの金現物受渡し価格が対象指標となっています。
わかりやすくいうと、金(ゴールド)は、ニューヨーク取引所をはじめ世界中に先物取引所がありますが、金(ゴールド)の現物受渡しの取引というのはロンドンが中核をなしていて、その価格に連動するのが大阪証券取引所や東京証券取引所に上場されている金ETFということになります。
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