もし超円安時代が到来して食糧危機がやってきたら?
日本にもし食糧危機が訪れたら、日本の貧困度はますます高まりますが、そうなると、もう国内で働いていても生活できなくなり、現在よりもさらに格差が広がっていくことが考えられます。
すると、今後は日本人の海外への出稼ぎが考えられます。
つまり、かつての日本人は、貧しい地方から東京に出稼ぎに来たわけですが、今度は貧しい日本から豊かな中国やインドに出稼ぎに行くことになるわけです。
日本で働いても家族を養っていくことができないので、父親は中国へ出稼ぎに行き、母親と子供たちは、日本で仕送りを待つ生活が始まるのです。
出稼ぎ大国フィリピンの状況とは?
フィリピンは出稼ぎ大国といわれていますが、実に労働人口の20%もの人たちが海外で就労しており、GDPのおよそ10%を海外労働者からの送金に依存しています。
しかしながら、今回の金融危機によって海外での働き口を失い、帰国したものの生活が成り立たない人も後を絶たないそうです。
そうしたことが、将来の日本でも起こるかもしれないということです。
食料自給率とはどのようなものですか?
食料自給率というのは、その国で生産している食料が、その国で消費されている食料の何割を占めているのかを示す指標のことをいいます。
ちなみに、日本では、食料自給率はカロリーベースが用いられますが、外国では穀物自給率が用いられることが多いようです。
なお、日本の食料自給率は、一貫して減少しています。 |