12月の特徴は?
サンクス・ギビング前から12月上旬頃までには、ディーラー個々人の1年の総決算が行われています。
なので、12月にもなると、外国人ディーラーたちはあまり働く気がないといってもいいかもしれません。
外為市場に影響力を持つ世界有数の外資系銀行の外為ディーラーがその調子なので、市場もすっかりオフになります。
12月には相場は動かない?
12月に相場が動くというのは珍しいことであり、仮に動いたとしても、それは参加者が少ないからというだけなので、あまり動揺は広がらないようです。
ちなみに、この時期に取引しているのは、その年に利益を上げられなかったディーラーだといわれていて、あまり相手にされていないようです。
サイクルに合わせてポジションを持つ
前述までの流れが外国為替市場のおおよその1年となりますので、個人投資家としても、このサイクルに合わせてポジションを持つのが合理的といえます。
■1〜3月 ⇒ 様子見の時期
■4〜9月 ⇒ 主戦場の時期
■10〜12月 ⇒ 総決算の時期
ちなみに、大きなトレンドは主戦場期に現れることが多いですから、このトレンドに乗れるように努めたいところです。
|