外国為替市場の取引高は?
東京株式市場の1日あたりの取引高というのは、売買金額ベースで見るとおよそ2兆円です。
これに対して、2007年の1日あたりで見ると、世界中の外国為替市場で取引されている通貨の額は、合計で350兆円ほどと、一国の株式市場など比較の対象にならないくらい大きな金額が取引されています。
外国為替市場の流動性は?
外国為替市場の取引金額が大きいということは、流動性が高いということを意味します。
流動性というのは、売り買いの注文を出した時に、確実にそれが約定(成立)するかどうかということです。
最も流動性の高い通貨ペアは?
外国為替市場は、株式市場と比較すれば高い流動性を持っていますが、それは通貨によっても異なりますので、注意が必要です。
通貨ペアで考えると、最も流動性が高いのは、米ドル/ユーロの取引になります。
これは、世界の基軸通貨である米ドルと、第二の基軸通貨といわれるユーロのペアだからです。 |