貿易収支とは?
貿易収支というのは、財(モノ)の貿易でのお金の収支を記したものです。
自動車メーカーが自動車を輸出すれば、日本に外国からお金が入ってきますので、貿易収支上では収入としてプラスに計上されます。
反対に、牛肉、野菜、果物といった食料品を輸入すれば、お金が日本から外国へ出て行きますので、支出としてマイナスに計上されます。
つまり、貿易収支上は、輸出はプラスで輸入はマイナスということです。
ちなみに、日本の貿易収支は、自動車などの輸出が多いので黒字が続いています。
サービス収支とは?
サービス収支というのは、サービスにかかわるお金の収支を記したもので、サービスに関わる取引の差額が計上されます。
また、サービス収支の中心となるのは、旅行です。
つまり、日本人が海外旅行をして宿泊や食事、買い物をするとサービス収支上の支出となり、外国の人々が日本に来てお金を使えばサービス収支上の収入となります。
ちなみに、海外旅行する日本人の方が、日本に来る外国の人々よりも多いことから、日本のサービス収支は赤字が続いています。 |