国際金融の2つのお金の流れとは?
国際金融の2つのお金の流れというのは、次のようなものです。
■モノやサービスのお金の流れ
⇒ モノやサービスのお金の流れというのは、モノやサービスの輸出や輸入にともなうお金の流れのことです。
日本企業が自動車や電気製品を海外に輸出すると、海外から日本に必ず売上代金が入ってきます。
反対に、日本の商社が石油を産出国から購入すると、日本から海外企業に支払代金を支払わなければなりません。
つまり、輸出と輸入という貿易取引には、必ずお金の移動というものがともなうといえるのです。
ちなみに、実物経済というのは、このような、モノやサービスを売って代金を受け取るような取引のことをいいます。
■投資などによるお金の流れ
⇒ 証券投資と直接投資による、マネー経済のことです。 |