為替市場と株式市場の違いは?
為替市場と株式市場では、次のような点が異なります。
■相対取引と取引所取引
外国為替市場はOTCという相対取引で、24時間取引できるマーケットです。
一方、株式市場の場合は取引所取引であり、最近は夜間取引なども増えていますが、原則としては取引所があいている時間帯のみの取引になります。
ちなみに、日本ですと、東証の場合は、午前9時から午後3時までということになります。
■取引高の把握
為替は株式よりも取引量が把握しにくい、というよりも、為替は全体の出来高を把握するのは不可能といえます。
株式の場合は、もちろん全体の取引高を把握するのは容易です。
■流動性
外国為替市場は、世界で最も大きなマーケットなので、非常に高い流動性が確保されています。
このように、為替市場と株式市場では上記のような違いがあるので、必然的にテクニカル分析を行うにしても使い方が異なってきます。 |