ロスカットのリスクとは?
ストップ注文(逆指値注文)というのは、特に損切り場面で有効な注文ですが、急落(急騰)局面などでは、指定したレートよりも不利な値段で約定されてしまうことがよくあります。
また、ロスカットというのは、損失が一定割合以上に膨らんだ時に、FX会社が強制的に反対売買をして、ポジションを決済する仕組みのことです。
これは、投資家の保証金がすべて失われないように、安全装置として損失を限定させるためのものですが、ロスカット判定のための評価や反対売買の執行に遅延が生じた場合には、保証金すべて、あるいは保証金以上の損失が発生する可能性もありますので注意が必要です。
信用リスクとは?
FXは、相対取引です。
つまり、投資家が注文を出すと、FX取扱会社がその注文に合致した取引相手を探して売買を成立させるというものです※。
これによると、投資家が選んだFX会社によっては、取引上問題が発生することがあります。
例えば、時価とかけ離れた価格で取引させようとすることなどが考えられますので、売値と買値を同時に表示する「2WAYプライス」を採用しているFX会社を選択するようにしましょう。
また、投資家がFX会社に預けた保証金は、取扱会社の資産とは分けて管理することが法律で義務づけられていますが、その管理方法というのはまちまちな状況です。
この場合は、信託銀行に預けているFX会社を選ぶようにしましょう。
※実際のマッチングはコンピュータで行われます。 |