マイナー通貨とは?
マイナー通貨というのは、取引量の少ない通貨のことをいいます。
代表的なものとしては、トルコリラ、ハンガリーフォリント、ノルウェークローネ、メキシコ・ヌエボ・ペソ、ポーランドズロチなどがありますが、これらのマイナー通貨を取引する際には、特に注意が必要です。
取引量が少ないということは、相場に参加する人が少ないということですから、値動きは荒くなりがちです。
また、米ドルやユーロなどは、ニュースや新聞などで頻繁に取り上げられるのとは反対に、情報が手に入りにくいので、何かあった時に売り遅れてしまうリスクがあります。
つまり、何かが起きるとすぐに資金を引き上げられる可能性があるのです。
「売りたい」と思う時は、相場に参加している人のほぼすべてが思うわけで、少ない相場参加者が一斉に売り始めたら、売りが売りを呼んで、下落はさらに加速していきます。
よって、もしこうしたマイナー通貨を取引する場合には、全財産をつぎ込むのではなく、投資資金の一部に留めておくことが大切です。
なお、マイナー通貨の場合は、常に相場を監視するという姿勢も重要になります。 |