FX投資をはじめよう



1月〜3月の外為市場の特徴について

どのような特徴がありますか?

上記のような契約形態であることから、腕一本で活躍している上位10行の外為ディーラーであっても、年初から大きなポジションを持つことには躊躇するため、その年の市場のトレンドを見極めながら徐々に勝負に出るといった感じのようです。

実際、1月に外為市場が大きく動くということはあまりなく、もみ見合う展開になることが多いのが特徴です。

こうしたもみ合い相場も、2月末〜3月上旬頃になりますと、日本は会計年度末、欧米も第一四半期決算を迎えることから、株式市場の喧騒から外為市場も徐々に動き出す時期となります。

なので、3月末までに円高や円安などのトレンドが出ることもあります。

しかしながら、1年が終わってみると、この時期に出たトレンドと反対の展開となっていたということはよくあることです。

例えば、2007年と2008年のドル円相場は、2007年2月下旬にチャイナショックによる円高となりましたが、その後8月のサブプライム問題までは円安となっていました。

あるいは、2008年は3月にベアスターンズ・ショックによる円高となりましたが、その後9月のリーマンショックまでは円安となっていました。

そして、4月頃から、上位10行の外為ディーラーも大きなポジションを持つようになり、外為市場もその年のトレンドを明確に表すようです。


レバレッジ運用と証拠金
マージンコールとロスカットで担保を押さえる
FXのメリット(少額資金・手数料)
外国為替市場は外国人が98%
外為ディーラーの雇用形態

レバレッジ運用とそのリスク
FXのメリット(取引時間・銘柄選択)
売りから始められるとは?
ヘッジファンドと主な投資家
1月〜3月の外為市場の特徴


為替相場の出来高と取引量
FXの典型的な負けパターン
テクニカル分析の起源はダウ理論

為替相場と債券の関係性
ウォーレン・バフェットの投資判断


Copyright (C) 2011 FX投資をはじめよう All Rights Reserved