24時間取引可能
FXのメリットは、まずは「24時間取引可能」という外国為替市場の特異性にあります。
最近では株式取引についても時間外で取引できるようになりましたが、取引が活発で流動性が高い時間帯となると、やはり証券取引所が開いている午前9時から午後3時までの6時間となるのではないでしょうか。
なので、その時間に仕事の都合などで取引に参加できない個人投資家には、かなりのハンディキャップがあるといえます。
しかしながら、FXの場合には、最も取引が活発で流動性が高い時間帯は、ロンドン市場がオープンしている時間帯であり、この時間帯は、日本時間では夕方から深夜にかけてとなりますので、仕事を終えて夜しか取引できないサラリーマンでも、ほとんどハンディキャップを感じずに取引することが可能となっています。
銘柄選択について
株式取引をしようと思ったら、日本の上場企業だけで3,800銘柄もありますから、それぞれの業種情報や各企業の財務分析など銘柄選択だけでも手間がかかります。
しかしながら、FXの場合ですと、選択できる通貨ペアは限られていますし、為替市場というのは、ドル・ユーロ・円といった主要3通貨に関わる取引で、全体のおよそ70%を占める偏りのある市場となっていますから、基本的にはその3つを中心に見ていけばよいということになります。 |