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マージンコールとロスカットで担保を押さえる

証拠金はFX会社が強制的に押さえられるようにしてある

FXというのは、個人投資家向けに外国為替取引を小口化した金融商品ですが、FX会社が最も警戒するのは、不特定多数の顧客に対して外国為替取引を提供した場合に、個人投資家が抱えてしまった損失を被ることです。

なので、そのような事態にならないように、取引開始時に証拠金という担保を預かって、損失が拡大しそうな場合には、FX会社がその担保を強制的に押さえられるようにしてあるのです。

そして、この担保を押さえるまでには、「マージンコール」と「ロスカット」の2段階があります。ちなみに、対顧客市場でも、対法人※では、対個人のように証拠金を預けるということは行われていません。

※銀行とその他の金融機関や事業法人間の外国為替取引です。

「マージンコール」とは?

これをサッカーで例えますと、「マージンコール」は「イエローカード」ということになります。

つまり、預けた証拠金の例えば50%分の損失を抱えてしまったら、FX会社はその投資家に「マージンコール」という警告の通達を出して、「取引を継続したいのであれば、追加で証拠金を預けてください」と伝えます。

「ロスカット」とは?

これをサッカーで例えますと、「ロスカット」は「レッドカード」ということになります。

つまり、ロスカットは一発退場ですから、例えば80%分の損失を抱えてしまったら、FX会社はその投資家の取引を強制的に終了させて、それ以上損失が拡大するのを防いで担保を押さえるのです。


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