どのような法律ですか?
1998年から広まったFX取引ですが、当初は業者が無資格で業界に参入できるなどの要因から、顧客とのトラブルも相次いでいました。
そこで、2005年に改正金融先物取引法が施行され、FXもこの法律の対象となりました。
この法律では、まずFX取引が国の規制の対象となり、FX業者は金融庁の登録を得なければ得なければ営業できなくなりました。
また、FX業者の広告では、手数料率やリスクを明確に表示することが義務付けられました。
さらに、事業を行う際には、銀行や証券会社と同様、リスクに耐えられるよう一定の自己資本を積まなければならないという条件も課せられたため、ある程度の資本をもった会社でないと参入できないようになりました。
改正金融先物取引法の効果は?
この法律の効果は歴然で、例えば、国民生活センターに寄せられたFXに関する苦情でみますと、2005年には年3,000だったものが、翌年の2006年には350件程度まで減少したということです。
|