FXは怖いもの?
FXは、レバレッジ効果を高めるなど、運用方法によってはハイリスクになる金融商品であることから、よく「FXは怖い」などと言われることがあります。
しかしながら、かつては、それ以外にもFX業者が信用できないなど、FX業界そのものへの不信感を指摘する声も少なくありませんでした。そして、実際、過去にはそのような声を裏付けるような事件が起こっていたのも事実です。
FX取引というのは、1998年から広まったのですが、当時は銀行や証券会社のように免許や登録といった制度はなく、業者は何の資格もなく参入することができる状況で、それがずっと続いていました。
これにより、業者の中には、顧客の売買注文を為替市場につながない「ノミ行為」のようなことを行ったり、強引な勧誘や顧客の清算に応じないなど、様々な事件が起こったのです。
このような被害の実態が明らかになることによって、FXのイメージは悪いものになっていったようです。
現在では安心できる外貨投資
2005年7月に改正金融先物取引法が施行されたことから、現在では、FXは安心できる外貨投資となっています。
とはいえ、為替変動などのリスクがなくなったわけではありませんので、リスク低減のためには、それらを理解したうえでの正しい投資方法が必要になります。
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