移動平均線を使ったテクニカル分析とは?
相場のトレンドをつかむというのは、上昇しているのか、下落しているのかの方向性をつかむということです。移動平均線は、このトレンドを知る方法として有効です。
具体的には、移動平均とは任意の期間の終値を合計して、その期間数で割って求めます。
例えば、5日間で100円、101円、102円、103円、104円と推移した場合には、5日移動平均は102円({100+101+102+103+104}÷5)ということになります。
そして、移動平均線というのは、この移動平均の数値をつないでいったものをいいます。
移動平均線の特徴は?
移動平均線の特徴としては、緩いカーブを描きながらその傾きに相場の方向性が出ていることがあげられます。
具体的には、右肩上がりであれば上昇トレンドで、右肩下がりであれば下落トレンドになります。
また、どちらでもなく横ばいであれば、トレンドの確認はできませんので、ボックス圏で推移していると判断します。
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