投資スタンスによってコスト削減は異なる?
投資家が相場でまずコントロールできるのはリスクです。そして、それに加えてトレード全体で抑えられるのが、「コスト削減」です。
FX業界も過当競争といっていいほど淘汰が進み、手数料競争も激化していますので、それほど違いはないと考えられるかもしれません。
しかしながら、1日何回も売買を繰り返すスタンスをとっている場合には、ごくわずかな手数料はもちろん、スプレッドの狭さが1銭違うだけでも、積もれば大きなコスト削減につながります。
中長期スタンスでトレードする場合は?
中長期でどっしり構えるスタンスであれば、そこまでこだわる必要はありません。
中長期の場合には、そこまで敏感にならなくても、会社の信用力や安定性に注目した方がよいと思われます。
つまり、会社の信用力とコスト競争の優位性は必ずしも一致しませんので、手数料の高さなどとのかねあいで、投資スタイルに応じて総合的に判断するべきであるということです。 |