株式の手数料は?
金融商品を選択する場合には、次のような選択基準があります。
■コスト
■信用リスクの問題
■リターンとリスクの度合い
■売却や中途解約のしやすさ
株式売買のコストは、1998年に株式の委託手数料が、小口取引部分も含めて完全に自由化され、以前よりは競争により随分と安くなっています。
例えば、以前は、取引金額で100万円以下の部分に適用されていた委託手数料率は、1%程度でしたので、1単位の取引金額が100万円の株式を売買する場合には、片道で1万円の手数料が取られていました。
しかしながら、現在は完全に委託手数料が自由化されましたので、ネット証券会社で1単元100万円の取引金額の株式を売買するとした場合には、片道1,000円程度の手数料で済むようになっています。
売り買いの往復でも2,000円ですから、この差は非常に大きいです。
デイトレードが成り立つのも、こうした手数料が安くなったおかげなのです。 |