FXでスワップポイントを狙うとは、どういった取引ですか?
外国為替証拠金取引(FX)のスワップポイントというのは、金利の高い通貨を買って、金利の低い通貨を売った時に日々発生し、受取ことのできる金利差調整分のことをいいます。
例えば、今、日本の金利が0.5%、ユーロの金利が4.0%とします。
このとき、ユーロ/円を買う(円売り・ユーロ買い)と、両者の金利差である3.5%が金利差調整分となります。
ちなみに、スワップポイントは、2国間の金利差のことですから、金利の高い方がさらに上昇し、低い方がさらに低下すれば、金利差が拡大しますので、スワップポイントの額も大きくなることになります。
高金利通貨にはどのようなものがありますか?
個人投資家に人気の高い高金利通貨には、NZドル、豪ドル、英ポンドなどがあります。
その通貨国の金利水準が高いので、特に日本のような超低金利国との金利差は大きく、対円との通貨ペアに人気が集まっています。
ただし、金利が高いということは、必ず何らかの理由があるので注意も必要です。
つまり、インフレであったり、資金調達難に陥っている場合もありますので、一概に有利と判断するのは危険です。 |